NVIDIA商品輸入の注意点

日本への発送  2024.03.18   2024.03.18

今話題のNVIDIA(エヌビディア)のAI用チップは世界中で取り合いとなっていると聞きます。

中国に技術が流出しないように、アメリカ政府はNVIDIAのAI用チップの中国へ輸出を禁止しました。

中国用に法律に抵触しないよう性能を下げた機種も輸出禁止になりました。

日本への輸出は禁止されていませんが、輸出ライセンスが必要な可能性がありますので、以下の商品は日本を含めアメリカ外へ発送できません

転送サービスでも送らないようご注意ください。

中国へ輸出が禁止されている商品

こちらのドキュメントによると、以下のNVIDIAチップが中国やその他いくつかの国へ輸出が禁止されました。

  • A100
  • A800
  • H100
  • H800
  • L40L40S
  • RTX 4090

またこれらのチップが入った商品も輸出禁止です。

NVIDIAだけでなくAMDのMI250とMI300や、IntelのGuadi2チップも輸出禁止になる可能性があるということです。

輸出禁止かどうか調べる方法

CCLで調べる

CCLはthe Commerce Control List の略で、商務省規制品リストのことです。

こちらのサイトになります。

探し方が難しいのですが、その商品の輸出管理分類番号 (Export Control Classification Number:ECCN)がわかればその番号で検索できます。

商品販売ページで調べる

商品の販売ページに輸出禁止商品(Export controlledExport restricted)とすでに書かれている場合があります。

またアマゾンは発送先に転送会社の住所を入れると注文できないようになっています。

arrow.comではNVIDIAの商品ページに輸出規制されていると書かれている
arrow.comにはNVIDIAの商品ページに輸出規制されていると書かれている
amazonで転送住所を使い輸出禁止商品を注文できないようになっている。
amazonでは転送住所を使い輸出禁止商品を注文できないようになっている。

米国の輸出管理法令はどんどん厳格化していますので注意が必要です。

投稿者プロフィール

Takeshi Yoshida
Takeshi YoshidaOwner
1991年 日本大学卒業。
1993年 サンフランシスコのCollege for Recording Arts 卒業。
その後、渋谷のUSトーイ専門店へ商品を送る仕事をしたご縁で2000年にus-buyer.comを設立。
連絡代行サービス
返品受け取りサービス
ライブオークション入札代行
パーソナルショッパーをやってみませんか?
us-buyer アメリカから輸入ブログ
2024年 アメリカ 祝日 セールカレンダー