サプリを個人輸入する際の注意点
日本への発送 2022.10.26 2022.10.26
サプリメントは健康維持、ダイエット、美容、疲労回復など様々な目的で利用されています。
規制の厳しい日本に比べて、海外には様々なサプリがあります。
それを個人輸入される方もたくさんいます。
この記事では、安全なサプリを選ぶコツと輸入する際の注意点を書きます。
安全なサプリを選ぶためのコツ
こちらの厚生労働省のサイトに書かれているように、個人輸入したサプリメントを服用して健康被害を受けたというニュースをよく見ます。
健康被害までいかなくても、書かれた成分がちゃんと入っていないため飲んでも効かないということもよくあります。
ここではアメリカに限りますが、安全なサプリを購入するためのコツをいくつか紹介します。
【厚生労働省の注意喚起のページ】
医薬品等を海外から購入しようとされる方へ
ラベルに書かれている情報を確認する
FDA (米国食品医薬品局)はサプリメント会社に対し以下の情報をラベルに書くことを要請しています。
- 製造業者
- 包装業者
- 流通業者
- 成分表
- 内容量
これらがちゃんと書いてあるかを確認しましょう。
それぞれの業者のホームページを確認するのもいいかもしれません。
アメリカの大手ドラッグストアで注文する
アメリカの大手ドラッグストアは売上高数兆円の大企業ですので、安全性が担保されていない商品や偽物を販売するということはまず考えられません。
ですのでこれらのサイトで購入すれば安全です。
米国amazon.comでもサプリは売られていますが、第3者の出品者による販売もあるので、良くない商品が入り込む余地がありそうです。
例えばこの記事によると、実証実験でアマゾンから購入したサプリの半分以上はラベルに書かれた成分表と実際の中身とに食い違いがあったということです。
ですのでやはり大手のドラッグストアやサプリ専門店のサイトで購入するのがいいと思います。
アメリカの3大ドラッグストアは以下になります。
ウォルグリーン (Walgreen)
CVS
ライトエイド (Rite Aid)
第3者機関でテストされているか確認する
サプリメントは医薬品とは違いFDA(米国食品医薬品局)の認可は必要ありません。
その代わり民間の検査会社により、ラベルに書いてある成分や効果に偽りはないか、を検査してもらいます。
そして、問題なければその検査会社の刻印がラベルに印刷されます。
有名な検査会社には、USP、NSF、ConsumerLabなどがあります。
これらのロゴがサプリのラベルについていたら安心です。
ただ全てのサプリメーカーが第3者の検査会社を使うわけではありません。
特に大きな会社は、自社内でテストする場合も多いそうです。
そういった大きな会社はその会社自体の信用で安心して購入できると思います。
輸入目的
サプリメントを輸入する際は、輸入者自身が利用する「個人使用」で税関申告する必要があります。
販売用、共同購入、プレゼントなどの「その他」の目的で税関申告できません。
個人輸入についてはこちらの記事を参照してください。
輸入できる量
一度に輸入できる量は、用法用量からみて2ヶ月分以内です。
これはあくまで一度に輸入できる量の制限ですが、輸入回数が多いと、「個人使用ではない」というい疑いで税関で止まります。
詳しくは、こちらの厚生労働省のページを参照ください。
【厚生労働省のページ】
医薬品等の個人輸入について
発送方法
ヤマト国際宅急便で発送すると税関検査が厳しくなりますので、FedExかUSPSでの発送をお勧めしています。
もちろん規制に反する商品や量は発送しませんが、それでもヤマトさんで発送すると詳細な情報が求められ税関で止まるケースが多いです。
まとめ
以上、サプリメントを個人輸入する際の注意点を書きました。
まず、健康被害に合わないように安全な商品を買う事。
そして、日本へ輸入する際に税関で止まらないように正しく発送と申告を行うこと。
これらに注意しさえすれば、サプリの輸入はかんたんです。
投稿者プロフィール

- Owner
-
1991年 日本大学卒業。
1993年 サンフランシスコのCollege for Recording Arts 卒業。
その後、渋谷のUSトーイ専門店へ商品を送る仕事をしたご縁で2000年にus-buyer.comを設立。
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