リチウムイオン電池商品の発送
日本への発送 2022.12.04 2022.12.04
リチウムイオン電池商品には、 危険物扱いで発送する必要があるものとないものとがあります。
危険物扱いで発送する必要がある場合は、危険物取扱料210ドルが送料とは別にかかります。
ここでは、危険物扱いになるかどうか判断する方法を説明します。
目次
お取り扱いできないリチウムイオン電池商品
そもそも危険物としてでも発送できないリチウムイオン電池商品もあります。
それは以下のような商品となります。ご注意ください。
- 破損しているリチウムイオン電池
- リコール商品などの欠陥品
- 正規メーカーにより製造されていない商品
- 中古の電動スケートボード、電動キックボード、電動自転車など
リチウムイオン電池商品の分類
危険物発送になるかどうかを判断するために、商品の種類を以下のように3種類に分類します。
- リチウムイオン電池単体
- リチウムイオン電池が同梱されている商品
- リチウムイオン電池が内蔵されている商品
ワットアワー(Wh)の計算方法
危険物かどうか判断するには電池のワットアワーが必要ですが、商品説明には書いていないことが多いので自分で計算する必要があります。
アンペアアワー(AH) とボルト(V)は商品説明に書かれているのでそれで計算します。
ワットアワーの計算方法
ワットアワー(WH) = アンペアアワー(AH) x ボルト(V)
こちらのサイトなど計算できるサイトもたくさんあります。
危険物発送になるかどうか
以下のリストで、赤く囲まれているものは危険物で発送する必要があります。つまり危険物取扱料210ドルが別途かかります。
リチウムイオン電池単体
- 100Wh超えの電池(または20Wh超えのセル)
- 100Wh以下の電池(または20Wh以下のセル)
リチウムイオン電池が同梱されている商品
- 100Wh超えの電池(または20Wh超えのセル)
- 100Wh以下の電池(または20Wh以下のセル)
リチウムイオン電池が内蔵されている商品
- 100Wh超えの電池(または20Wh超えのセル)
- 100Wh以下の電池(または20Wh以下のセル)
重量制限について
上の画像に1箱に入れられるリチウムイオン電池の重量の制限を記載しました。
通常これらの制限を超えるような重たいリチウムイオン電池が届くことはありませんが、以前ボート用のリチウムイオン電池が届き、これは35Kgを超えていたため発送できませんでした。
これから電気自動車用のリチウムイオン電池をアメリカから取り寄せるケースが出てくるかもしれませんが重量制限を超えるためお取り扱いできないと思われます。
投稿者プロフィール
- 1991年 日本大学卒業。
1993年 サンフランシスコのCollege for Recording Arts 卒業。
その後、渋谷のUSトーイ専門店へ商品を送る仕事をしたご縁で2000年にus-buyer.comを設立。
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