【eBay】日本から落札して、転送サービスを利用する方法
転送サービス 2022.05.03 2024.03.29
eBayはもともとアメリカのサイトなので、日本から入札するのは少しハードルがありました。
しかし最近は日本からも簡単に入札や支払いができるようになり、また安全性も向上しました。
ここでは、日本から落札して、us-buyerの転送サービスで日本へ商品を送る手順を説明します。
目次
転送サービスを使う理由
そもそもその出品アイテムが日本へ発送可能であれば、わざわざ手数料を払って転送サービスを使う理由はありません。
ではどんな時に転送サービスを使うのか、理由をいくつか挙げてみます。
- セラーが日本へ発送しない。
昔に比べれば、eBayのグローバルシッピングなどを使って海外発送するセラーが増えました。ただまだ発送先がUSA Onlyのセラーは結構います。 - 複数の商品を落札。
釣りのルアーやトレーディングカードなどの小さい商品をいくつも落札した場合は、1点ごと別々に日本へ発送してもらうより、西海岸のus-buyerの倉庫に一度集めてまとめ梱包し日本へ送った方が安くなります。 - 大型商品の発送。
eBayセラーは個人が多いので、自分自身で大型商品をアメリカから日本へ発送するのは無理な場合多いです。転送サービスを使えば大型商品でも、場合によってはパレットや木箱梱包しリーズナブルな送料で日本へ発送することができます。
eBayで登録
eBayで、入札やオファーする場合は登録が必要です。
即時購入はゲストチェックアウトが可能です。
登録は左上の「register」をクリックして行います。詳しくはこちらのeBay Japanのページを参照してください。
商品検索
ebayの検索窓にキーワードを入れて検索します。最近は日本語でも検索できるようですが、英語で検索すると違う商品が出てくる場合があります。
- アメリカ内の転送住所へ発送してもらうため、ホームページ上方にある「Ship to」で「United States」を選択し、アメリカ内に発送する商品を検索します。
- 検索窓にキーワードを書いて検索。今回は例で「ピーナッツ トロフィー」というキーワードで検索しました。
- 検索結果がでます。
検索条件
eBayには検索条件がたくさんあります。カテゴリーにより違いますが、今回は「ピーナッツ トロフィー」で検索して出てきた検索条件を紹介します。
カテゴリー (Category)
Animation Art & Mechandise(アニメーションアート & 商品)などの商品カテゴリーです。
状態 (Condition)
- 新品 (New)
- 中古 (Used)
- 記載無し (Not Specified)
値段 (Price)
- 4,535円以下
- 4,535円以上
購入フォーマット (Buying Format)
- 全て (All Listings)
- オファー可能 (Accepts Offers)
- オークション (Auction)
- 即時購入 (Buy It Now)
アイテムがある場所 (Item Location)
- 初期設定値 (Default)
- 米国のみ (US Only)
- 北米 (North America)
- ヨーロッパ (Europe)
- アジア (Asia)
発送オプション (Shipping Options)
- 無料国際発送 (Free International Shipping)
ピックアップ (Local Pickup)
- Free Local Pickup
~のみ表示 (Show only)
- 返品可能 (Returns Accepted)
- 認定セラー (Authorized Seller)
- 終了済みアイテム (Completed Items)
- 販売済みアイテム (Sold Items)
- セール品 (Sale Items)
- まとめ販売 (Listed as lots)
- 説明文内を検索 (Search in Description)
- チャリティー (Benefits charity)
- 真贋証明済 (Authenticity Verified)
商品ページの見方
商品ページの情報量は多いですが、ほとんど日本語なので問題無いと思います。
いくつか注意がいるところを書きます。
- 開始入札価格(または現在価格)
貨幣単位に注意してください。アメリカから出品されていてもたまにGBP(イギリスポンド)やEUR(ユーロ)で出品されている場合があります。
「約~円」という日本円での価格が書いてありますが、実際に支払う時はそれより10%くらい高くなりますので注意が必要です。 - 今すぐ落札
いわゆる「Buy It Now」でその価格だったらオークション終了待たずにすぐに買えます。
また「オファーを送る」というボタンがついていたら交渉可能ということです。交渉は値下げ交渉の場合もありますし、逆に「いくらで買いたい。」と現在の価格よりも高い金額を表示しオークション終了前に買ってしまうこともできます。 - カートに追加
複数の商品を購入する時はカートに一旦入れてまとめてチェックアウトすることができます。特に同じセラーから複数商品をまとめて買う時はカートを使うと割引きや送料割引きが適用されることがあるのでカートでチェックアウトしてください。 - 送料
ここには、米国内の転送住所までの送料を表示させたいので、ページ下方の⑥「送料と支払い」タブをクリックし、国を変更で「米国」、郵便番号に「97126」と入力し「送料を調べる」ボタンをクリックしてください。 - 支払い
以前はPaypalしか使えませんでしたが、現在はビザ、マスターカード、アメリカンエクスプレスのクレジットカードも使えますので日本からの支払いも問題ありません。
入札
入札方法は、「入札額」を入れて入札ボタンを押すだけです。
入札すると、いきなり入札額まで価格が上がるわけではなく、前の入札者の入札額を超えた価格になります。
または、セラーが最低落札額を設定している場合は、その額を超えた金額まで上がります。
スナイプ入札
スナイプ入札とはオークション終了直前に入札し、他の入札者が応札する前に終了となり、落札するやり方です。
eBayは建前上スナイプ入札を禁止していますが、スナイプのサービスはたくさんあり、オークション全体の2,3割はスナイプ入札されていると言われていますので、スナイプ入札したから問題になることは基本的にはありません。
スナイプ入札を行っているサイトや会社はいくつかありますが、Gixen.comをお勧めしています。
まず料金は無料ですが利用制限があるわけではなく、システムもちゃんとしています。
ミラーサービスといって念のため2か所から入札するサービスは有料ですが、年間たった6ドルです。
エンジニアのMarioさん(たぶん一人で運営)が長くやられているサイトで信用もあります。
支払い
落札しますと支払いを行います。3日以内に支払わないと4日目にキャンセルされてペナルティが課される場合があるので注意してください。
どこから支払うか?
eBayのどこから支払うかは以下のようにいくつがあります。
- 商品ページから支払う。
- ショッピングカートから支払う。
- 「My eBay」下の「Purchase History」から支払う。
同じセラーから複数落札している場合などは、3のPurchase History から支払うのが便利です。
- ページ情報の「My eBay」-「Purchase History」をクリック
- Unpaid items とUnpaid invoicesがまだ支払っていない分です。
両方の違いは、Unpaid invoicesはオークション終了後にセラーがわざわざ請求を送ってきた物となります。 - 「Pay now」ボタンをクリック。
- チェックアウトページで支払い方法を選択。
- 「Ship to」の住所が転送住所になっているか確認。
なっていなかったら「Change」をクリックし変更してください。 - 「Pay」ボタンを押して支払い完了。
同セラーから複数落札している場合
同じセラーから複数アイテムを落札し、まだ「Unpaid Items」内にある場合は、「Request Total」するとまとめた請求書を送ってきてその際送料が割引きされる場合があります。
やり方はアイテム横にある「More actions」を下げて「Request total」をクリックするとそのセラーから落札しているアイテムをリストアップするので、「Submit request」ボタンをクリックし請求書を送るようにリクエストします。
たまに「This seller doesn’t combine shipping (このセラーは送料のまとめ割引きはしません。)」と出るので、その場合はそのまま支払います。
転送リクエスト
eBayで チェックアウトした後は転送住所に商品が着くのを待つだけです。
商品が到着する前に、us-buyerへ転送リクエストをお送りいただくと届いた時の入庫処理が早くなります。
商品到着時に転送リクエストが送られていない場合はus-buyerで転送注文を作成します。その際は作成料が商品1点につき0.5ドルかかります。
eBayで落札したものの転送リクエスト作成は、eBay転送依頼ツールを使うと簡単です。
使い方はこちらを参照してください。
投稿者プロフィール
- 1991年 日本大学卒業。
1993年 サンフランシスコのCollege for Recording Arts 卒業。
その後、渋谷のUSトーイ専門店へ商品を送る仕事をしたご縁で2000年にus-buyer.comを設立。
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