バニラ入りクラフトビールは輸入できません
日本への発送 2020.01.29 2021.05.27
弊社はアメリカで人口当たりのクラフトビール醸造所が一番多いオレゴン州ポートランドにあります。
それが理由かはわかりませんが、クラフトビールの輸入代行依頼が多いです。
そういった中、先日通関できなかったビールがありました。
天然バニラはワシントン条約で輸入禁止
通関できなかった理由は原材料にバニラ(Vanilla)が入っていたのが原因です。
バニラはワシントン条約に含まれるため国際発送できません。そのため日本の税関で留まれば破棄処分となります。
厳密に言うと天然のバニラがワシントン条約に含まれ、人口栽培のバニラは含まれません。しかし現実問題として天然でないことを証明するのは難しいので、税関で留まれば最終的に破棄になる可能性が高いです。
クラフトビールにはいろんなフレーバーがあるので成分に注意する必要があります。ただ今のところ留まったのはバニラだけです。
アガベも輸入禁止
アガベ(AGAVE)の一部の品種もワシントン条約で保護されていますので国際輸送できません。クラフトビールの成分表にたまに「AGAVE」と書かれていますが、これがあると日本の税関で滅却処分になりますのでご注意ください。
クラフトビールの輸入方法
クラフトビールは個人で飲む目的で10kgまで輸入できます。
クラフトビールでよく使われる1pintの缶は568mlですので、重量10kg分は17本くらいになります。
発送方法はヤマト国際宅急便になります。
USPSとFedExはアルコール飲料は送れません。
クラフトビールの購入先で人気のサイトは MyBeerCollectibles.com です。ここはクラフトビールの個人売買サイトです。
輸入代行の依頼はマイページよりショップ代行依頼をお送りください。
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投稿者プロフィール
- 1991年 日本大学卒業。
1993年 サンフランシスコのCollege for Recording Arts 卒業。
その後、渋谷のUSトーイ専門店へ商品を送る仕事をしたご縁で2000年にus-buyer.comを設立。
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